庭付きマンションのエピソード

庭付きマンションのエピソード

53才、男性のエッセイ : 以前、公団マンションで庭付きの部屋に住んでいたことがあります

以前、公団マンションで庭付きの部屋に住んでいたことがあります。
首都圏郊外で、通勤圏ぎりぎりのエリアで、特に1階はセキュリティ面の不安があったため、不人気で、その対策なのか、建物のベランダのある側に金網の柵を張った、いかにも後から付けたような、庭付きでした。

出入りは、通常の踊り場から入る玄関の他、ベランダの庭側からも入れます。金網は150センチほどの高さで、出入りができる金網の扉が付いていて、中からも外からも南京錠が付けられるようになっていました。
金網に囲まれた庭からは、ベランダに5段ほど階段で上がり、ベランダの手すりを切って、扉を付けて、それにも南京錠がかけられるというものです。

賃貸だったので、庭の使い方として、プレハブなどの建物を建てたり、掘削したり、火を炊くのは厳禁でした。
それと、手入れを全くしないと、管理事務所から注意されました。
管理事務所では、共有で使える草刈り機も貸出ししていました。

並びの他の家では、プランターや家庭菜園にしたり、芝生にして犬を放し飼いにしたり、滑り台やブランコを置いて子供の遊び場にしていました。
我が家では、金網に沿ってプランターを置き、中央は広いスペースにして、キャンプ用品のプラスチック製のベンチやテーブルを置き、たまの休日には会社の同僚などを野外ホームパーティに招きました。
焚火炭火の類は禁止ですが、ガスボンベのコンロならOKでした。

大変だったのは、年2度の雑草のお手入れと、雪が降った後の処理です。
ただ、そのお手入れも、ホームパーティに招く後輩たちがせっせと手伝ってくれたので、はかどりました。
結局6年間住んでいましたが、楽しく暮らすことができました。

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